ベンチャーはどうして難しいのか。
2009-12-17 (Thu) 20:09
(株)果実堂 代表取締役 井出剛社長
12月15日にくまもと大学連携インキュベータ主催イブニングセミナーで井出社長の講演を聞いてきました。
「組織にはふたつの部分にわかれている。
前に進むための部分と、前に進ませるための部分だ。
前に進む部分が【意志部分】で、
前に進ませる部分が【収益部分】だ。
人々が問題にする時に取り上げるのはこの【収益部分】だけだ。【意志部分】は誰も欲しがらない。誰にも理解できないからだ。」村上春樹著（羊をめぐる冒険）より1985年
上記の【意志部分】がいかに大切かを教授頂きました。
(株)果実堂は「事業として農業をやりたい。」とゆう意志から、2年前に創業されています。ベビーリーフの生産と販売に特化されています。なぜ、「ベビーリーフ」なのか？
栄養価が高く収益が見込めたためが大きい理由。欧米市場は500億円以上で日本はまだ100億程度。JAS認定を受けやすい園芸栽培は年間10毛作は確実だった。
日本農業の深刻な問題を解決するためには「高付加価値の農産物の大規模生産しかない。農産物の定質・定時・定価・定量の供給が必須。」とゆう意志は揺るぎなく、前に進むための原動力になっているそうです。
すごい。の一言です。
